ショートカット

背中まであった髪を切った。
肩がこるし朝のブラッシングめんどくさいし。
くせ毛だからなんだかもっさりしてたし。
半年に一回の縮毛矯正もだんだんいける時間が無くなっていたし。
ベリーショートにしてちょっと染めてみた。

なんだか軽くなったけど耳とか首とかめちゃくちゃ寒い気がする。
「かえってお手入れ必要ですよ」なんて美容師さんに笑われちゃったけどいいのだ。
新しい自分に挑戦なのだ。
もしかしたら明日はすごく仕事ができるかもしれない。
そんな妄想も楽しい。
服も替えなきゃなぁ。
変身するって結構お金かかるんだなぁ。
繰り返しの日常に変化をつけるとは、かなりの労力もいるみたい。
今のではなんだか合わない気がする。
あ!イヤーマフもかわいいの買えちゃうかも。
マフラーとイヤーマフお揃いっていいかもしれない。
おお、だったら手袋も!ん~なんだか楽しくなってきたぞ。
さっそく見に行こう。
帰ってからネット通販でもいいかな?
せっかくだからお茶しよう、お茶。
この気分に合うのはミントティーかな、ブラックコーヒーもいい感じ。
ケーキはシフォンケーキお願いしよう。
生クリーム追加かなぁ。
ん?ハワイアンパンケーキもいいかも。
めちゃ甘ったるいやつ。
いやいや、今さっきお金かかるなぁって考えたのに何を言っているあたし。
衝動買いしてしまいそうだから帰ろう。
たこ焼きだけ買って家でお茶のもう。
冷たい緑茶がいいかな。
温かいお茶でまったりするほういいかもw
にゃんこはあたしってわかるかな。
気づいてくれないと困るからいつものネコ缶買っておこう。

髪の毛のこと

髪の毛の量が多い。
多いというより多すぎる。
私の長年の悩みである。
しかも健康的に極太である。
いまだかつて、自分より太い髪の毛をした人に会ったことがない。

量は多いわ極太だわで、美容院に行って思い通りの髪型になったためしがない。
前髪をばしっと揃える髪形が流行った時、私もやってみたのだが、あまりに前髪が厚くなりすぎて廂のようになった。
ショートカットにしてみたときには、どうやってもおさまりがつかず、勝手にマッシュルームカットになっていた。
黒髪を長く垂らすロングヘアーに憧れたが、ボリュームが出すぎて頭だけが大きい山姥のようになった。
と、とにかくどうやってもしっくりおさまらない私の髪は、唯一つ、年をとった時にやっと恵まれていたと思えることだろう、と考えて救いにしていた。
黒髪を保つことはできまいが、おそらくは量はかわるまいと。
ちなみに、私の母方の家系はみんな髪が豊富である。
母親も、祖母も、若い時の写真を見る限り、みんな私と同じように髪型で悩んだ節が見て取れる。
ところが、どうも最近この二人とも、髪の量が減ってきたことを嘆いているのだ。
まさかそんな、せいぜい今までに比べて抜ける量が減ったというその程度の悩みだろうと思っていた。
ところが、どうやらそういうわけでもないようなのだ。
母親はともかく、どうも祖母は傍から見てもしっかり髪が薄くなっている。
若い時あんなにふさふさだった人が。
特に髪については隔世遺伝だと騒がれている。
ということは、私も将来そうなるのだろうか。
そう思うと、憎らしかったこの剛毛たちが、急に愛しく思えてくるのである。

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